皆様のクルマのホイールには必ず「むし」が存在しています。
タイヤのエアがちょっとずつ抜けているような場合、この「むし」が悪さをしていることがあります。
お客様 「タイヤの空気がチョットずつ抜けているんだけど...」
整備士 「エアバルブから少しづつ漏れていますので むし を交換しました。」
お客様 「エッ! むし???」
写真の黄色マルが「むし」の正体です。
自動車のタイヤの他、バイク、自転車などのタイヤの空気注入口についています。
クルマ業界ばかりではなく広く一般の方まで「むし」という名前で呼ばれていますが、
正式名称は「バルブコア」です。(自分もこの度調べて初めて知りました)
全長2cm位の小さな部品ですが、タイヤにとってはとても重要な部品です。
空気漏れの原因は、この「むし」が緩んでいたり、ゴムが密着するところにゴミが噛んでいたり、
軍手などの糸くずが挟まっていたりしてチョットずつ漏れている事がほとんどです。
パンクしていないのに少しずつ空気が漏れているようでしたら「むし」を疑ってみてください。
もしかしたら、悪さをしているかもしれませんよ。