先日、車検整備でご提案させていただいたマフラー交換のお話を...
車両は7年3万kmといたって程度良好でしたが...
写真の銀色の物体がマフラーです。
一見、普通のサビ具合ですが...
写真はマフラー前方のエンジンより排気ガスが入ってくるパイプの接続部です。
この部分のみ、他よりサビがより侵攻しています。
マフラーをゆすってみましたがぐらつきもなく、排気漏れもないのですが...
「ムムム.. 嫌な予感の臭いがプンプンとプンプンと...」
サビている部分は「フランジ」といい、ラッパ状のパイプ同士を輪っかで止めているものです。
構造上、これだけサビていると、一度外すと取り返しのつかないことになるので、交換の必要性をご説明したところ、快く承諾していただきました。(感謝してます。ありがとうございました。)
いよいよ交換です。
フランジのネジがサビサビなので破壊して取外すと...
「ビンゴ!」
外部から隠れているフランジの接続部の中は..
パイプの約半周にかけて向こうが見えるほど「サビ痩せ」して無くなっていました。
余命はあと3ヵ月、もしくはマフラーをワンヒットでポッキリと折れるところでした。
皆様、点検、車検時に整備士よりマフラー交換の提案があった場合はこのようなケースが多いという一例でした。
交換できて良かったです。